別ドメインアカウントを追加してTeamsを利用する時に注意事項

別ドメインアカウントを追加してTeamsを利用する時に注意事項

Google AdSenseの広告です。クリックすると詳細な情報が見れます。

今回の事象内容

新しいプロジェクトのため、新ドメインを取得しました。このプロジェクトでは、Teamsを使用してライブイベント(ウェビナー)を開催しようと考えています。

主ドメイン:A(既存のドメイン)は、メール確認を行っています。ライセンスは「Microsoft365 Business Standard」

副ドメイン:B(新プロジェクト)ライセンスは「office365 E1」

 

事象内容

Teamsアカウントにおいて主ドメインアカウントから、副ドメインアカウントへ切替えを実施。その後、主ドメインに戻したところ、デスクトップアプリのOutlookが正常起動せずにメールが確認出来なかった。

使用端末:Windows10、社内ADへ参加している

原因:改善方法

副ドメインのアカウントが、生成されているので保存されているようであれば削除します。

▼受信出来なくなった場合の対応方法
副ドメインアカウントの削除

デスクトップ左下のWindowsロゴマーク

「設定」→「アカウント」→「職場または学校にアクセスする」
→「切断」をクリックします。

 

※注意

既にサイインしているADドメインは、絶対切断しないでください。社内ドメイングループから外されてしまいます。

 

正常にサイインする手順

 

副ドメインB:アカウントサインする

サイイン画面より、アカウント名とパスワードを入力すると、下記のような画面に推移してきます。

左下の「組織のアカウントとして登録する」のチェックを外す
「いいえこのアプリのみにサイインします」リンクをクリック

 

「OK」はクリックせずに、このリンクをクリックしてTeamsへサイインします。

すると、デスクトップアプリのOutlookは、主ドメインのアカウントのまま受信が出来るようになり

今回は、Teamsアプリのみ副ドメインのアカウントが切り替わって利用が出来ます。

ひとり情シスより

Microsoft365の契約を複数した際に、別ドメインへの切替えをスムーズに出来るようになるといいですね。iPhoneアプリでは、簡単に別ドメインアカウントへの切替が出来ます。是非、デスクトップアプリの切替えも簡単に出来るようになっていくことを願っています。今回のアカウント切替えは、社員のITリテラシーの高さが求められます。ちょっとした気の使いようでこの事象は回避できます。情シスからの情報発信と啓蒙活動が重要です。