Streamの動画データ管理、退職者アカウントのデータは保管される

Streamの動画データ管理、退職者アカウントのデータは保管される

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Streamのデータは、保管されます。

今回の要件は、Streamにデータを共有して運用しています。(社内、社外含む)

共有元ユーザーの退職により、アカウントが停止された場合のデータについて誰が確認出来て、どのようにデータにアクセスすることが出来るのか?

 

Streamのデータは、保管されます

ライセンスを剥奪されたアカウントがアップロードしたデータもクラウド上に保管されます。

削除されたデータは、30日後に完全に削除されます。この30日の閾値は変更出来ません。

1.Streamの管理者権限を付与する必要があります。

  1. Microsoft365へブラウザよりサインして「Stream」アプリを選択
  2. 画面右上の歯車アイコンをクリックし、[管理者の設定] をクリック
  3. 左メニューの “Stream の管理” セクションの [管理者] をクリック
  4. 現在の管理者を確認し、追加したいユーザーがいる場合には “管理者を追加します。” 欄に管理者として追加したいユーザーまたはグループの名前を入力し、検
  5. “現在の管理者…” に追加されたことを確認し、画面下部の [保存] をクリック

 

2.管理者モードで動画を編集 / 削除

  1. 管理者ユーザーにて削除したい動画へアクセス
  2. 動画の下部にあるメニュー項目内の […] をクリック
  3. [管理者モードで編集します] をクリック
  4. 画面上部に “管理者モードになっています。これらのアクションにより管理者モードを終了します。” と赤帯のメッセージが表示されます。
  5. 画面右上の [動画の削除] をクリック
  6. メッセージが表示されたら [はい] をクリック

※備考

管理者モードの切替えスライドについて、管理者権限を付与すると即時反映されるのですが、私の場合表示されませんでした。そこで「F5」(リロード)を実施して表示されました。

 

データ領域の使用について(補足)

OneDriveのデータは、OneDriveストレージ領域を消費

    OneDriveは、契約ライセンスによって容量が違う(1TB~実質無制限にすることも可能)

              実質使用量が90%になった際に申告すると上限を上げることが可能(office365 E3ライセンス)

SharePointは、SharePointサイト、Teamsの添付データ保存領域として消費

               SharePoint領域は、テナントユーザー(ライセンス付与)X 0.5GB + 500GB = 保存領域

Streamは、Stream動画の保存領域として消費

    Stream領域は、テナントユーザー(ライセンス付与)X 0.5GB + 500GB = 保存領域

Microsoft Stream (クラシック) ライセンスの概要 - Microsoft Stream | Microsoft Learn

Microsoft Stream (クラシック)のライセンス オプションの概要
docs.microsoft.com

 

ひとり情シスより

Microsoft365のストレージ領域が分かりづらくなりつつあります。アプリが乱立してどこが基盤のストレージ領域なのか、管理者の頭を整理して置かなければいけません。ここら辺のストレージをまとめると運用が楽になる気がします。