Microsoft365の請求書を、全体管理者ではなく請求書管理者に対してPDF化したファイルをメールで通知出来るように設定します。
ライセンスなしのユーザーを作成します。
▼ユーザーアカウント作成
「Microsoft365」→「ユーザー」→「アクティブなユーザー」
→「ユーザーの追加」
→「姓」「名」「表示名」「ユーザー名」設定
→「ライセンス」→「製品ライセンスなしでユーザーを作成する(推奨されません)」
→「次へ」
→「オプションの設定」→「管理センターに対するアクセス許可」
→「すべてをカテゴリ別に表示」→「その他」→「課金管理者」にチェック
→「次へ」
外部ドメインのメールアドレスを設定します。親会社のメールアドレスになります。
▼通知メールアドレス変更
「Microsoft365」→「ユーザー」→「アクティブなユーザー」
→「該当のユーザー」を選択
→「アカウント」→「役割」
→「役割の管理」→「連絡用メールアドレス」→「住所を追加」→「指定のメールアドレス」を入力
▼管理者サイトにて課金情報の権限付与
「Microsoft365」→「ユーザー」→「アクティブなユーザー」
→「該当のユーザー」を選択
→「アカウント」→「役割」→「役割の管理」
→「管理センターに対するアクセス許可」
→「すべてをカテゴリ別に表示」→「その他」→「課金管理者」にチェックを入れる
▼課金に関する通知設定確認
「Microsoft365」→「課金情報」→「課金に関する通知」
→画面に「On」になっている場合、受信者情報が下記に表示されています。
Microsoft365を追加で契約(新ドメイン)した場合に、どうしても請求書はメインのメールアドレスで確認したいので、無駄なライセンス費用を発生させずに請求書を受け取ることが出来るので便利です。Microsoft365の契約にて複数契約時にツリー構造で契約すると運用上とても楽ですが、セキュリティポリシーなどが引き継がれてしまうので、行動範囲が狭まってしまうこともあります。今回は、新規ドメインを新契約(Microsoft365)して動きやすい(管理しやすい)ように契約しました。子会社での契約であればツリー構造契約で、セキュリティポリシーも親会社から引き継いでいいのかと思いますが、イベントやプロジェクトで取得したドメインの運用となると、話が違ってきます。親会社のセキュリティポリシーが適用されると、身動きが取れなくなるリスクがあるので、その場合には、新規契約の方がよいでしょう。