MacProを使用しているユーザーが退職したので、クリーンインストールして再配備の準備をします。
使用していたユーザーが、個別の仕様になっていたため「パーティション」もデータ領域や仮想メモリ領域などに分けて使用していました。
今回は、複数のパーティションで切られたHDを購入した時の状態のようにHDを1つになてっている状態でクリーンインストールしたいと思います。
MacPCの電源ボタンを押す時に、「command」+「r」を押します。
アップルマークが表示されたら「command」+「r」を離します。
ディスクユーティリティを選択します。
左ペインに「内蔵」と表示されていますが、ここでポイントです
すべての情報を表示させます。
画面左上のアイコンより「すべてのデバイスを表示」をクリックします。
左ペインの「内臓」に先程の表示してあった「HD」より上位の情報が表示されます。
最上位のでばいる「APPLE SSD AP0256M Media」を選択します。
画面上部の「消去」をクリックします。
名前「Machintosh」
フォーマット「APFS」
方式「GUIDパーティションマップ」
「消去」をクリックするとフォーマットが開始されます。
※補足情報
今回のMacOSのバージョンは、10.15 Catallinaです。
参考URL
ディスクユーティリティを使ってIntel搭載のMacを消去する - Apple サポート (日本)
以上でパーティションの初期化が完了です。1つのHDとして表示されますのでここからはクリーンインストールを実行してください。
社員の異動や退職が発生する場合には、どうしても端末が情シスに返却されて再利用するために初期化が必須です。SyamantecのGhostサーバなどがあれば簡単に初期化して、社内ポリシーにのっとった仕様に直ぐにもどせますがどうしても、Ghostサーバが無い企業では手動で初期化する必要があります。今回のようにパーティションを切られていると情シスの手間が1つ増えます。 異動や退職は毎日のように発生するイベントではないのでこの作業は忘れがちになります。社内のナレッジとしてしっかりと記録して情シスのメンバーへ共有していくのが理想ですね。