目次
※ コンテンツ検索の結果をエクスポートする場合
“コンテンツの検索” にて取得した結果を、 PST エクスポートする場合、対象のメールボックスに以下のライセンスが必要となります。
◇ 必要なライセンスについて ・ Exchange Online プラン 1 が含まれるライセンス (Office 365 Business Essentials、Office 365 Enterprise E1 等) + Exchange Online Archiving for Exchange Online ・ Exchange Online プラン 2 が含まれるライセンス (Office 365 Enterprise E3 や E5)
◇ プライベート チャット / グループ チャットのデータ プライベート チャット / グループ チャットのデータは、チャットに参加した各ユーザーのメールボックスに保存されることから、出力対象のユーザーのメールボックスがアクティブな場合には、上記の “必要なライセンス” があらかじめ付与されていることが必要となります。
◇ チーム チャットのデータ チームのチャット内容は、チームに紐づいた Office 365 グループのメールボックスに保存される動作となります。 対象となる Office 365 グループを作成するユーザーに、上記の “必要なライセンス” が付与されていることが必要となります。
※ 会議の作成にて、会議をするチャネルを選択した場合や、チームのチャネルから会議を行なった場合も、チャット内容はチームに紐づいた Office 365 グループのメールボックスに保存されます。 Microsoft Teams におけるチャット内容の取得方法について コンテンツ検索の結果を PST ファイルとしてエクスポートする場合は、上記ライセンスが必要となりますが、検索結果の確認までは、ライセンスは必要ありません。
◇ 管理者へ必要な権限を付与する
1-1. 管理者にて、Office 365 ポータルサイト (https://portal.office.com) にサインインします。
1-2. Office 365 管理センター (Admin center) を開き、画面左側のメニューより [管理センター] – [セキュリティ] の順にクリックします。
1-3. [セキュリティ] センターの画面に切り替わりましたら、画面左側メニューから [アクセス許可] をクリックします。
1-4. [Office 365 の役割と管理を行うには、こちら にアクセスしてください] をクリックします。
1-5. 画面一覧から [eDiscovery Manager] をチェックボックスをクリックします。
1-6. 画面右ペインの [電子情報開示管理者] の [編集] をクリックします。
1-7. [編集] をクリックします。
1-8. [+追加] をクリックします。
1-9. [メンバー] からユーザーを選択していただくか、表示されていない場合、[検索] に 追加を行うユーザーの “表示名” を入力し検索し追加します。
1-10. [完了] をクリックします。
※ メールアドレスやエイリアスでは検索が行えません 権限が反映されてコンテンツの検索を利用できるまで、数時間から半日程お時間を要する場合があります。権限が反映されていない状態で、後述の “検索結果のプレビュー” や “エクスポート” を実施した場合、エラーが表示されます。
2-1. [eDiscovery Manager] 権限が付与された管理者ユーザーにて、Office 365 にサインインします。
2-2. Office 365 管理センター (Admin center) を開き、画面左側のメニューより [管理センター] – [セキュリティ] の順にクリックし、画面左側のメニューから [検索] – [コンテンツの検索] をクリックします。2-3. [+ 新しい検索] のアイコンをクリックします。2-4. [コンテンツの検索 > 新しい検索] ページで、[検索クエリ] の指定を行います。
3-1. Microsoft Teams のチャット履歴を検索する場合は、検索クエリの [キーワードを入力します] 項目の空欄内に、以下のようにキーワードの指定を行います。 kind:microsoftteams
3-2. [場所] について、[すべての場所] を選択します。
※ 特定のチームやユーザーを指定して、チャットを取得することも可能です。
office365セキュリティ/コンプライアンスから Teamsチャットのエクスポート
「office365」→「compliance」
→「検索」→「コンテンツの検索」
→「新しい検索」→キーワード「kind:microsoftteams」入力
→「特定の場所」この設定でユーザーを特定します。
→「変更」→「ユーザー、グループ、またはチームを選択」画面上部
→「ユーザー、グループまたはチームを選択」
→「ユーザーアカウントを入力」→該当のユーザーが下に表示される
→「チェックボックス」にチェクを入れる→「選択」
→「完了」→「保存」
→「保存して実行」→任意の名前を入力→「保存」
PSTファイルとしてエクスポートする手順について”重複除去を有効にする” にチェックを入れない状態で手順を実施することで、検索対象となるメールボックスのフォルダー構成がわかる状態でアイテムを確認することが可能です。
1. 画面左上の [検索] をクリックし該当の検索ルールを選択して、画面右ペイン [その他] – [結果のエクスポート] をクリックし、
2. 画面が切り替わりましたら、必要に応じて設定を行いますが、今回は既定値のままで、[エクスポート] をクリックします。
3. しばらくしますと、画面が戻りますので、一旦表示されている画面を [閉じる] で閉じます。
4. 画面左上の [エクスポート] をクリックし該当の [検索名 + Export] を選択し、[結果のダウンロード] をクリックします。
5. ポップアップ画面が表示されるので、[開く] をクリックします。
6. [電子情報開示エクスポートツール] の画面に切り替わりましたら、元の画面の [エクスポートキー] の [クリップボードにコピー] をクリックします(エクスポートキーがコピーされます)
7. [電子情報開示エクスポートツール] の上段にエクスポートキーを貼り付けます。
8. 必要に応じて、任意のダウンロード先を選択し、[開始] をクリックします。
9. 上記の保存先に、PST ファイルがエクスポートされることを確認します。
※参考手順
「office365セキュリティ/コンプライアンス」→画面上部のタブより
→「検索」→該当のコンテンツを選択
→「結果のエクスポート」→デフォルト「エクスポート」PST形式でエクスポート
→画面上部のタブより
→「エクスポート」を選択、エクスポートされたファイルが表示されます。
→「ダウンロードする際に必要なエクスポートキー」をコピー
→IEで実施
→「結果のダウンロード」→「エクスポートキー」が聞かれたら入力してダウンロードを実行してください。
エクスポートする PST ファイルの容量が 10 GB を超える場合につきましては、インプレース電子情報開示同様、10GB ごとに PST ファイルが分割される動作です。
エクスポートできる PST ファイルの既定の最大サイズは 10 GB です。つまり、ユーザーのメールボックスからの検索結果が 10 GB を超える場合、メールボックスの検索結果は 2 つ (またはそれ以上) の PST ファイルに分けて別々にエクスポートされます。さらに、すべての検索結果を 1 つの PST ファイルでエクスポートするように選択した場合は、検索結果の合計サイズが 10 GB を超えると、PST ファイルは追加の PST ファイルに分割されます。マイクロソフトHPより抜粋