OneDriveは、個人のスペースとして利用しているのと「プロジェクト」毎に共有フォルダを作成したりしなが運用しています。そこで問題なのが、ごっそりデータをアップロードする際にひっかかる、1回あたりのデータ容量です。
OneDriveへアップロードする際のファイルサイズは現在「15GB」です。
今後のマイクロソフトのスケジュールでは、1回のアップロード容量の制限は100GBまで上げる予定になっています。確かにMicrosoft365のロードマップにしっかりと記載されています。
ロードマップより抜粋
As requirements grow, so, too, must the content service that you depend on for your day to day content and files use. We are increasing the file upload limit in Office 365 to 100GB (up from 15GB). That means you can bring bigger files into SharePoint document libraries, OneDrive and Teams files – all based on the same, robust content store.
翻訳:
要件が高まるにつれて、日々のコンテンツとファイルの使用に依存するコンテンツサービスも必要になります。 Office 365のファイルアップロードの制限を100GBに増やします(15GBから)。つまり、より大きなファイルをSharePointドキュメントライブラリ、OneDriveおよびTeamsファイルに取り込むことができます。これらはすべて、同じ堅牢なコンテンツストアに基づいています。
SharePointサイトも同様に1回のアップロードファイルサイズが100GBまで、上がります。これはとても大きな話です。SharePointといえば、「Teams」の添付ファイルを格納する場所となっています。2020年のコロナウィルス感染により、在宅ワークが爆発的に展開されTeamsの利用者数が増えました。
添付ファイルが自由にアップロードして、チームメンバーとやりとりできるこの拡張性は、他のアプリより優位になることでしょう。
OneDrive と SharePoint の制限事項と制約事項 - Microsoft サポート
SharePointにもドキュメントライブラリがありデータの格納場所としての利便性は「OneDrive」よりも高いので、この拡張予定は多きいです。このロードマップを情報システムがしっかりと認識して、社内展開することもとても大事ですよね。このサイトが英語サイトなので、是非日本法人のMSで日本語に翻訳した内容をアップしていただけると、日本企業の情報システム部員も楽になるのではないでしょうか?ただ、OneDriveはもう少し改善してほしいと思っていてタイムスタンプ問題をどうにか改善してほしい、アップロードするとファイルのタイムスタンプがすべて書き換えられて作成日がわからなくなってしまいます。