One Drive for Businessで共有をかける時には、4つの共有設定が可能です。
しかし「既存のアクセス権を持っているユーザー」に編集権限を付与するには、他の3つの設定方法とは違います。
今回は、この既存のアクセス権を持っているユーザーに対して、編集権限を付与する設定についてシェアしたいと思います。
目次
4. [共有] をクリックします
5.[リンクの送信] 画面で [既存アクセス権を持つユーザー] を選択し、クリックします。
7.[リンクの送信] の隣の […] をクリックし、[アクセス許可を管理] をクリックします。
8. 画面右側に [アクセス許可を管理] 画面が表示されるので、画面上部の [アクセス許可を付与] をクリックします。
11.[▽] ボタンをクリックすると、[表示可能] か [編集可能] のいずれかを選択できます。
このリンクを受信するすべてのユーザーにアクセス権を付与します。ユーザーが所有者から直接受け取ったか他のユーザーから転送されたかは関係ありません。これには、組織外のユーザーも含まれる場合があります。
組織外のユーザーへの共有設定をオフにしておくとここは、グレーアウトされ選択出来なくなります。
組織の全員にアクセス権を付与します。ユーザーが所有者から直接受け取ったか他のユーザーから転送されたかは関係ありません。
ドキュメントまたはフォルダーへのアクセス権を既に持っているユーザーが使用できます。アイテムのアクセス許可は変更されません。これは、既にアクセス権を持っているユーザーにリンクを送信する場合に使用します。
指定したユーザーにのみアクセス権を付与します。ただし、他のユーザーが既にアクセス権を持っている場合もあります。ユーザーが共有への招待を転送した場合、アイテムへのアクセス権を既に持っているユーザーのみがリンクを使用できます。
既定では、[編集を許可する] がオンになっています。ユーザーにファイルの表示のみを許可する場合は、チェックボックスをオフにします。
OneDriveはユーザーの設定で、簡単に外部と共有が可能になります。社員のご操作で社外との共有をオンにしてしまって、情報漏洩事件などが発生するリスクがあります。そのため、office365では、共有範囲を組織内に制限が出来ます。
まずは、組織内でOneDriveの良さを知ってファイルの共有、同時編集のメリットを理解してから、ある程度ITリテラシーが上がって来てから、外部共有をオンにした方が良いと思います。