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こんな問い合わせが情報システム(ひとり情シス)に連絡がはいります。 こんな事象内容だけでは、さっぱり原因が分からないので少しづつヒアリングしながら切り分けを実施する。すこしづつ切り分けて問題解決していきます。
OS:Windows 8.1
メールソフト:Outlook2016
ネットワーク環境:無線LAN
(インターネットに繋がっていることを確認します)
外部へのアクセスが出来るのかを確認します。
無線LAN環境であれば、たまにiPhoneのテザリングを使用しているケースがあります。外部のサイト、Yahoo!やGoogleサイトにアクセス出来るけど社内イントラのオンプレファイルサーバにアクセス出来ないとなると、テザリングです。
ここまでは、電話などでヒアリングをして、これで事象が改善されなければ現地もしくは、クライアントPCの事象を実際に自分の目で確認します。今回は、上記2つともアクセス出来ているので正常に社内ネットワークに居て、外部のホームページへもアクセス出来る状態でした。
クライアントPCにリモート接続して確認しました。使用しているソフトウェアは「リモートアシスタンス」です。実機に入ると「Outlook2016」のウィンドウ右下に”オフライン作業中”という表示になっていました。こちらをオンラインにすればいいのです。ひょんなことからクライアントがこの「オフライン作業」のボタンをクリックしてしまったのでしょう。
「Outlook2016」のリボンタブより、「送受信」→「オフライン作業」をクリックします。このクリックだけで「オン」「オフ」の切替えが出来ます。
一昔前までは、ダイヤルアップ接続でインターネットに接続していました。その為、インターネットに接続するたびに費用がかさむので、それを抑えるための機能として利用されてきました。しかし2018年の日本では、ほとんど常時接続の光回線やテザリングでも「4G」ハイスピードになりますので今や不要な機能な気がします。
Windowsにはリモートデスクトップで相手の端末を操作することが出来ますが、対象者と同じ画面を見ながら事象内容を聞く方が効率が良いのです。これは、実際に社員の席に行ってやるよりもとてもスマートです。社員の席に行くと座っていいですか?作業中に対象者が後ろに立ってモニタを覗き込まれながら作業をするときの精神状態は、少々気持ちが悪いものです。そこで、「リモートアシステンス」という標準のソフトを使用することで、相手の画面を共有しながらお話が出来ます。電話で会話なので受話器を持ってしまうので片手が取られて不自由ですが、それも相手が後ろから見てこないだけでもかなり良いです。また、スカイプの画面共有でも良いでしょう。これなら手がフリーになるのでとても効率出来です。ウィルス対策ソフト(End Point Security)をインストールしているのであれば、穴を空けて上げる必要があります。
少し気になるのが、この「オフライン作業」のボタンは、リボンタブの「送受信」内にあるのでわざわざユーザーが「送受信」タブを開いて「オフライン作業」のアイコン(ボタン)をクリックすることってあるのかなぁ?何かバックグラウンドで実行されてクリックしていなければいいのですが
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