office365メールサーバで拒否される文字コードISO-2022-JP-2

office365メールサーバで拒否される文字コードISO-2022-JP-2

2018年3月24日
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MacPCで使用されている文字コードが大問題

ISO-2022-JP-2の文字コードで送信されたメールがOffice365にて受信拒否されてしまいます。その為メール受信できなくなります。特定のMacから送信された場合にこの事象が発生します。これがとても厄介でなりません。この事象について今回は共有します。

問題となっている文字コードは「ISO-2022-JP-2」です。

 

メールサーバでブロック:office365

メールサーバのログに表示されるエラーコードはこちらです。

550 5.6.0 CAT.InvalidContent.Exception
InvalidCharsetException, Character set name (ISO-2022-JP-2) is invalid or not installed.

 

対処法:送信者

送信メッセージのフォーマットを「標準テキスト形式」に変更してください。
Mail.app を起動し、メニューの「Mail」→「環境設定」を開きます。
「作成」タブをクリックし、[作成:]欄の「メッセージのフォーマット」を「標準テキスト」にします。
[返信レイアウト:]欄の「受信メッセージと同じフォーマットを使用」のチェックを外し、「環境設定」を閉じます。

Microsoftサイトより引用

送信ユーザーによる送信用の文字コードの設定方法

メール クライアントによって設定方法は異なりますが、一般的な設定項目の名称として以下が考えられます。

送信するメッセージに対する設定、もしくはメール クライアントの既定の設定にて以下のような設定項目を探します。

  • [エンコード]
  • [言語]
  • [文字コード]
  • [変換方式]
  • [文字設定]

ここで、複数の文字コードのオプションが表示されることが想定されますので、ISO-2022-JP-2 以外の日本語文字コードを指定ください。例として、ISO-2022-JP (JIS コード) など、より一般的な文字コードを指定します。

 

GoogleAppsは許可している

Google Appsのエンコードは「UTF-8」が基本設定になっているので問題ありません。「ISO-2022-JP-2」の文字コードをGoogleのメールサーバでは配送してくれます。

 

問題の発生元

Mac PCを使用しているユーザー。Adobe系ソフトを使用している会社様にこの事象が発生します。DTPだったりデザイン会社だったり会社の宣伝部だったりとこの影響は大きいと思います。

 

ひとり情シスより

office365をメインで使用していて安定したメールサーバを運用しているのですが、この問題はとても深刻です。クライアントのPCをこちらから変えることは出来ないので、弊社がなんとかしなくてはなりません。そこで、先にあった「Google Apps」のアカウントを取得して回避したりしています。管理者としては、この運用はとてもシステム的にやりたくありません。1つに統合し、シンプルに運用したいのです。どうにかしてください「Microsoft」!新しいプロダクトをどんどん発信して行くのはいいのですが既存の問題点を改善することも忘れないでほしい。ISO-2022-JP-2の文字コードはほんとに厄介でなりません。