クライアントユーザーからの問い合わせで朝出社したら、自動で再起動が実行されて仕事にならない
デスクトップに接続されたケーブル類をすべて抜去して15分程度放置。その後再度ケーブル類を接続して起動
Windows Updateを実行。今回は15分で再起動が実行されてしまうので、すべて最新の状態にすることは出来ませんでした。Dell Command Updateも実行中に再起動されてしまうので、事象改善されませんでした。
Diag(Diagnostic)を実行してハードに異常が無いか確認します。
操作方法:PC起動時に実行します。今回のPCはDell Optiplex3050のデスクトップです。電源ボタンを押した後に「F12」を連打します。
OSが起動する前にメニュー画面が表示されます。ここで「Diagnostic」へカーソルをキーボードの十字キーで移動して「Enter」を押します。PCのHDやメモリなどが正常なのか診断が実行されます。途中でスピーカーもチェックされる時にとても大きな音が出ますので、周りで作業している方がいる場合にはお声がけしといた方が良いです。
▼操作方法詳細
各メーカーによって、Diagnosticのメニューを出すボタン(F12)が違うのでメーカーのHPでチェックしてください。
今回は、Diagnosticを実行してもエラーは発生しませんでした。
操作方法:PCの起動ボタンを押した後に、「F2」を連打します。するとBIOS画面に切り変わります。
この後、コンピュータが再起動します。
これでBIOSの初期化(リセット)は完了です。
今回はBIOSの初期化(リセット)で事象が改善されました。事後作業として現在出ているセキュリティアップデートを全て実行しました。
PC診断(Diag)はメーカー保守へ問い合わせを出す際に絶対的に確認される事項です。事前に切り分け作業を実施しておくことをオススメします。サポート連絡に取られる時間の短縮に繋がります。今回の端末はオフラインでDiagを実行しておりますが、Dellではオンライン診断もありDell supportサイトに接続しながら実行することもできます。専用サイトに接続する事で登録番号が自動でサイトに送信され、サポートへ依頼した際に伝えるシリアル番号なる、エクスプレスコードの伝達がスキップされます。