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Windows2012のDHCPリリースを増やしました

クライアント端末にてネットワーク(無線LAN)に接続が出来ないので、DHCPから払い出させるIPアドレスの「アドレスプール」を増やしました。

DHCPのアドレスリースを増やす方法

Windows Server 2012より作業をします。

  • サーバ管理センターより「DHCP」を選びます。
  • DHCPサーバを選択します。
  • IPv4より増やしたいセグメントを選択します。
  • スコープ(トップ階層を右クリック)を選択して右クリックします。
  • 「統計情報の表示」を選択します。(現在の払い出しの数が見えます)
  • 「プロパティ」を選択します。
  • 「全般」タブを確認します。
  • 「開始IPアドレス」と「終了IPアドレス」を変更します。

DHCPクライアントのリース期間について、基本1日の期間を設定しています。クライアント端末は、毎朝新たにIPアドレスを払い出す設定にしときます。余計にIPアドレスを掴んでいるよりも毎日リフレッシュさせることで、不要なIPアドレスを使用しなくてすむからです。

アドレスプールを増やした背景

無線LAN端末の増大です。端末台数が大幅に増えてきたとこが原因です。クライアントからの問合せで、ネットワークに接続出来ないという声が上がってきました。無線LAN接続で、SSIDとPWの入力は間違っていないのにネットワークに接続出来ない。クライアント端末を確認してみると、IPアドレスが取得出来ていませんでした。そこで、固定のIPアドレスを設定すると問題なくネットワークに接続出来ました。 

DHCPサーバのプール(統計情報)の確認をして原因を突き止めます

先程のスコープにて、統計情報を確認すると100%に近づいていました。IPアドレスの枯渇が原因で正常にIPアドレスを払い出せていません。

DHCPサーバのアドレスプールを増やす前には

現在固定で割り振っているIPアドレスをしっかりと確認する必要があります。IPアドレスのバッティングによる2次障害を回避するためです。

ひとり情シスより

クライアントからネットワークに接続出来ないという問合せが来るとゾクッとしてしまいます。影響範囲は?何か設定を変更した履歴はないのかなどなど、多くのクライアント端末が無線LAN接続出来る環境になってきています。スマホも簡単に接続が出来るので当初見込んでいた無線LAN接続のセグメントのIPアドレスが枯渇しています。クライアントPCだけではなく、カード読み取り機器なども無線LAN接続できる端末が社内に入ってきています。今後の運用も考えてセグメント帯を増やす必要が出てきそうです。

1manit

日本橋で社内情報システムをひとりで運用管理しています。(通称:ひとり情シス)日々効率良くシステムを運用出来るような記事の情報共有できたらなと思いこのサイトを立ち上げました。また同じような立場のひとり情シスの方々と社内の課題、問題点なども情報交換出来たらなと思っております。 ひとり情シスの方々が、社内での存在価値を高めるために少しでも有益な情報を提供出来るよう日々向上心を持ってサイト運営していけたらと思います。

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