今回は、Aruba製の無線LANアクセスポイントについてライセンス情報についてご紹介します。元々Aruba社がHP社に買収されて現在は、HP製のAruba無線LAN製品となっています。アクセスポイント(AP)をコントローラーで管理コントロールする先駆けてきな無線LAN機器です。配下にあるアクセスポイント(AP)を一元管理するモビリティコントローラーを導入することで、各アクセスポイント(AP)コントローラーで管理運用出来るメリットがあります。
Arubaには2つの構成でネットワークを構築することが出来ます
要するに無線LANコントローラーで一元管理するか、各アクセスポイント単体で管理するかの違いです。
Arubaサイトより引用
Arubaモビリティ・コントローラーは、一元的なネットワーク・エンジニアリング、IPサービス、セキュリティとポリシーの制御、アプリ・アウェア・プラットフォームを提供します。 ネットワークの制御に加え、ブランチ・ゲートウェイ、VPNコンセントレーター、WIPS/WIDSおよびスペクトラム・モニター、内蔵のコンテンツ・フィルタリング機能を利用したステートフルなネットワーク・ファイアウォールとして導入することもできます。
アクセスポイントにはとても分かりづらいライセンスが存在します。これがランニングコストとして費用が発生します。今回は、コントローラーを導入して一元管理する際に発生するライセンスについてご紹介します。
APの無線通信動作のためのライセンスです。
モビリティ・コントローラでアクセスポイントを収容するために必須なライセンスです。収容するアクセスポイントの台数分のライセンスが必要です。
モビリティ・コントローラのファイアウォール機能を使用するためのライセンスです。セキュリティライセンス。LIC-APはただ通信を行うためのライセンスで、セキュアな環境で通信するためにはLIC-PEFが必要です。
これらが毎月の費用としてランニングコストとして企業にのっかってきます。各ベンダーの保守契約によって費用は様々だと思います。
元々CISCOのネットワーク機器を触っていたのでIOSコマンドがそのまま使用出来るのということもあってとてもとっつきやすい感じです。アクセスリストの概念などもCisco製機器を触っているととても良いと思います。しかし、今回のこのライセンスはとてもげせないです。でもこういう費用がベンダーを助けているんですよね。